畳替えのポイント
お手入れ方法
日頃のお手入れとしては、やはり小まめなお掃除や空気の入れ替えなどになります。
万が一の場合の対処法を参考までにいくつか紹介します。
- カビが生えてしまった場合
- 生え始めのカビであれば、天気の良い日に十分に換気をしながらタワシ状の物で畳の目に沿ってカビを落としてください。掃除機などで十分に吸い取った後、アルコールをしみ込ませた布で、表面を拭くか、霧吹きで直接アルコールを撒布し、乾いた布で拭いてください。あまりにひどいカビの場合は表替えが必要になります。
- 灯油、醤油などの液体をこぼした場合
- 時間が経ってしみ込んでしまうと、落とすのが難しくなってしますので素早い処置が必要です。こぼした箇所に、小麦粉やベビーパウダー等の粉末をふりかけ、液体を吸い取らせ、掃除機をかけてから、かたく絞った布で拭取ってください。こぼした液体が油性の場合、中性洗剤を含ませた布で軽く拭き、その後かたく絞った布でよく拭取るのも効果的です。あまり強くこすりすぎると表面を傷めてしまうのでご注意ください。ひどい汚れの場合は、畳店にご相談ください。
- タバコなどの焼けコゲができてしまった場合
- 小さなものの場合、表面を傷めてしまいますが、サンドペーパーなどでこげた部分をこすり取り、アクリル系のクリア塗料でコーティングするなどしてコゲ痕を広げないようにします。あまり大きな痕は表替が必要になりますが、大きさによっては畳店で修繕可能な場合もありますので、ご相談ください。
- 家具などで凹みができてしまった場合
- 凹んだ箇所に3分間ほど蒸しタオルを当ててください。蒸気で表面をふくらまし、凹みを小さくすることができます。あまり長時間あてるとシミになる場合があるのでご注意ください。
※畳床、畳表の種類によっては上記以外の方法が望ましい場合もございますので、ご不明な点はお気軽にお問合せください。